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カユ~い!

2009/02/02 (月)  カテゴリー/肌

冬です。
冷たい風にさらされた顔がピリピリしたり、手袋をしていない手がガサガサしてきたり…
『乾燥』が気になる季節です。

「寒くなってくると、スネやお腹辺りがカユくなってくる。」そんな訴えをよく聞きます。
こういったカユミのほとんどは、肌が乾燥していることが原因えあることが多いです。
気候的に乾燥が激しいというのもありますが、エアコンなどの暖房器機の使用も乾燥に拍車をかけているのです。

この場合の肌とは、角層の乾燥をさします。
角層とは皮膚の表面近くにあり、10層から15層に角質細胞が重なったもので、いわゆる“角質”と呼ばれているところです。
実はこの角質こそが、乾燥とカユミを防ぐ大切なポイントなのです。
角質というと、ガサガサ、汚い、取ったほうがいい、いらない…といったマイナスイメージを抱きがちですが、それは大きな勘違い。角層(=角質)を取りすぎてしまうと、保湿機能が低下して乾燥が助長されることになってしまいます。

角質細胞の中には、水分を蓄えるNMF(Natural Moisturizing Factor)といわれる天然保湿因子があり、一番上に水分の蒸発を防ぐ皮脂膜があって、これらがお肌の潤いを保っています。しかも外部からの刺激をシャットアウトする働きもあります。
なのに角質を必要以上に落としすぎてしまうと、乾燥してカサカサになった角質層は荒れてめくれ上がってしまいます。するとバリア機能が低下して、肌の外側からさまざまな刺激や紫外線、アレルギーを起こすアレルゲンなどが入り込んできて、いっそう乾燥を進めてしまいます。

皮膚が乾燥してくると表皮細胞はNGF(Nerve growth factor)と呼ばれる神経成長因子を出し、それに反応する形で、本来は表皮と真皮の接合部で終わっているはずのカユミを伝える求心性C線維の終末が表皮の中にまで伸びてくるのです。
そして、カユミを感じる神経の終末が角層近くまで到達することで、皮膚に些細な刺激、たとえば髪の毛が触れたり、下着のチクチクした刺激などでもカユミを感じやすくなるのです。

そうなってくると…

カユイ

かく

神経を刺激

カユイ

かく

という、カユミのスパイラルが始まってしまいます。

また、
入浴でのナイロンタオルによる摩擦や、カミソリでのムダ毛処理等に伴って、角質層が必要以上に剥がれていると、本来角質層を保護するはずのセラミド(角質細胞間脂質)・NMF(天然保湿因子)が失われてしまい、肌をバイ菌やアレルゲンなどから守る効果が弱くなって、いわゆる「敏感肌」になってしまうのです。

さらに、
冬は皮脂の分泌量も減っているため、ますます皮膚を保護する油分が不足しやすくなっています。

そして、
何よりも 冷え が乾燥を悪化させます。
冷えは血液循環を悪くするからです。
血液循環の役割は、全身の細胞に栄養・酸素を巡らさせ老廃物を引き取ってくる、ということ。
つまり、体が冷える=血液循環の悪化=新陳代謝の悪化=カユミ悪化 ということになります。




【対策として】
(1)ナイロンタオルの使用を止め、手のひらで石鹸を良く泡立て手で洗うようにする。
(2)カミソリでのムダ毛処理は、お風呂上りに保湿剤を塗った状態で行う。
(3)お風呂上りに保湿剤を塗る習慣をつける。
(4)保温をしっかりして、体を冷やさないようにする。
(5)室内は加湿器を使用したり、濡れタオルを部屋に干したりなどして、適度な湿度を保つ。
など。

(3)保湿剤について
・特に肌荒れがない時は①尿素配合のもの②油分を含んだものの2段使いがベター。
・肌荒れしてきた時は、ワセリンや、セラミド配合クリームなどのご使用をお奨めします。
・肌荒れしている時は、尿素配合のものは刺激になりますので避けましょう。
水分不足は、さまざまな肌トラブルを引き起こすのはもちろん、角質層を厚くゴワついた肌にしてしまいます。白く輝く肌のためには、角質層がうるおって輝いていなければなりません。

(4)保温について
靴下はらまきその他の色々工夫してみてください。
(詳しくは文字をクリック)

(5)加湿について
肌のためだけでなくノドにもやさしいので、風邪の予防にもなります。

カユミだけを取り上げてみても、結局、体は全部つながっているんですね~(^0^)

テーマ : 乾燥肌に悩んでる方へ - ジャンル : ヘルス・ダイエット

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